【鹿島】今季初陣まで2週間 植田「連携深める」金森「自分次第」ダッシュのタイム測定も

スポーツ報知
ランニングを行う鹿島の選手たち

 今季初陣のACL1次リーグ上海申花戦(14日・カシマ)まで残り2週間となった鹿島は31日、鹿嶋市内のクラブハウスで約1時間半のトレーニングを行った。

 練習の合間には、専用の測定器具を用いた20メートル走のタイム走が行われた。「ドリブルのスピードなどと同じで、ダッシュスピードも選手の評価を決める能力の1つ」と語る里内猛フィジカルコーチが目を光らせる中、背番号順に測定が行われた。

 測定タイムが「まぁまぁだった」という日本代表DF植田直通は「新加入選手との連携をまだまだ深めていかないといけない。開幕までの練習に加えて、日頃の生活の部分からコミュニケーションを深めていきたい」と語った。

 「(タイムは)並々でしたね」と振り返ったFW金森健志は「コンディションはいい状態。去年は試合に絡めなかったが、今年は絡むつもりでキャンプから準備できている」とギラリ。チームスタッフから体の引き締まり具合を称賛されるなど「勝負の1年」(金森)への準備は万全。「あとは自分次第。遠慮せずにいく」と意欲を示した。

 はやる気持ちを抑えられず、測定時にスタート位置から前にはみ出す状態になってしまい、チームメートからブーイングを受けた大卒ルーキーFW山口一真は「初めて練習に参加した時よりも慣れてきている。チームを勝たせるゴール、アシストが自分には求められている」と眼光鋭く語った。

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