田嶋氏、会長選改革へ…2年に1回実施

スポーツ報知

 3月から2期目に入る日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が2日、報道陣に対して2期目の方針を説明し、目玉として会長選挙の改革を挙げた。現在は国際サッカー連盟(FIFA)から2年に1回の会長選実施を指示されているが、「相撲を悪く言うつもりはないが選挙は派閥を呼びしこりを残す。これが日本サッカーにとっていいのか」と、角界のように確執が生じることを避ける制度を作る方針。

 16年1月に実施した協会初の会長選では当時の田嶋副会長が、同・原博実専務理事(59)=現Jリーグ副理事長=を破り初当選。今回は田嶋氏が唯一の候補者だったため、無投票で評議員会からの信任を得て再任が決まった。

 また、W杯出場選手への年金支給や、日本代表とJクラブのスタッフ同士によるミーティングの実施なども行う考えだ。

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