【鹿島】先発争い激化!内田が復帰後最長出場、安西1G1A「次はないと思っていた」

スポーツ報知
パスコースを探すDF内田

◆いばらきサッカーフェスティバル 鹿島4―3水戸(3日、ケーズデンキスタジアム水戸)

 鹿島が水戸との打ち合いを制し、4―3で勝利した。日本復帰後最長の81分間プレーしたDF内田篤人(29)は「鹿島は勝ってナンボだから。勝てば自信がついてくる」とうなずいた。

 試合開始早々に失点し、ミス絡みで追加点を献上するなど守備に課題を残したが、後半24分に投入された東京Vから加入のDF安西幸輝(22)が1ゴール1アシストの活躍を見せ勝利に貢献した。

 サイドバックが本職の安西は「10年も20年も勝ち続ける理由が知りたかった」と複数のJ1クラブからのオファーの中で鹿島を選んだ。「子供の頃から憧れていた」という内田の復帰の可能性も聞いていたが「日本を代表する選手からポジションが取れたら代表に入れる」と迷いはなかった。決勝点のアシストは内田が退いた後の右サイドバックで演出。大岩剛監督(45)も「非常にスキルが高く、戦術理解度も高い」と唸った。

 「結果が出なかったら次はないと思っていた」と安西。同じくサイドバックのDF山本脩斗(32)が持ち味の高さを生かして決勝点を奪うなど、内田の先発の座は決して安泰ではない。V奪還に向け、厳しいポジション争いでチーム力を磨いていく。(岡島 智哉)

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