【金沢】中日ファンのチーム得点王・佐藤、松坂に「期待しています」

スポーツ報知
練習でPKを決める金沢・佐藤(手前)

 J2ツエーゲン金沢FW佐藤洸一(31)が6日、熊本・大津町運動公園で行われた2次キャンプで、精力的なプレーを見せた。

 セットプレーでは184センチの長身で攻守に奮闘。PK練習でもGKと駆け引きしながら冷静に決めた。

 長崎から完全移籍した昨季は、チーム最多16得点を挙げる活躍。それでもプロ10年目となる今季は、「またゼロからのスタート。初心にかえって頑張っていきたい」と慢心はない。

 ここまで1月27日のJFL・テゲバジャーロ宮崎戦(6〇3)、3日の鹿屋体大戦(10〇0)と練習試合2戦連続2ゴールと好調。「それは全然参考にならない」と気にしていないが、7日のJ3群馬との練習試合へ「しっかり体を動かし、しっかり点にこだわり、勝ちにもこだわっていきたい」と、3戦連発を視野に入れた。

 1月の出陣式ではチームスローガン「SHINKA」を引き合いに、「僕も進化していきたい。普通の進化ではなく、元阪急ブレーブスのサブマリン、山田久志投手のように、超一級品の『シンカー』でいきたい」とあいさつしたほどの野球好き。三重出身で、プロ野球は中日のファンだ。

 中日は松坂大輔投手(37)の入団で盛り上がっている。佐藤は「甲子園の頃から見ていた投手で、期待しています。せっかく中日に来てもらったので、復活してほしいですね」と話した。

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