【横浜M】J2福岡に0―2で敗戦 指揮官「あまり良くないデキ」戦術の浸透急務

スポーツ報知
試合を見つめるポステコグルー監督

 横浜Mは6日、キャンプ地の宮崎県宮崎市でJ2福岡と練習試合を行い、0―2で敗戦した。

 今季から指揮を執るポステコグルー監督が「練習での疲労感があった。あまり良くないデキだった。ミスも多く、試合をコントロールできていなかった」と振り返った通り、指揮官が志すアタッキング・フットボール(攻撃的サッカー)には程遠い内容に終始。ポジショニングに戸惑う選手が多く、ボールを握って試合を支配する展開に持ち込めず。指揮官が苛立ちの声を上げる場面も見られた。ショートパスを細かくつなぎたい一方で選手間の距離が遠く、パスをカットされカウンターを受ける場面が散見した。

 それでもポステコグルー監督は「やり続けることが課題の克服につながる」と自信を見せた。25日に行われるC大阪との開幕戦に向けて戦術の落とし込みを急ピッチで仕上げ、8日のHonda FC戦、17日のF東京戦の2つの実践でメンバーの見極めを行う。

 福岡戦後には出番がなかったメンバーを中心に宮崎産業経済大と試合を行い、2―0で勝利。MF中町公祐、高卒ルーキーのMF山田康太が得点を決めた。

サッカー

×