【金沢】清原、練習試合で同点弾呼んだ「しっかり開幕に合わせていきたい」

スポーツ報知
練習試合でシュートを放つ金沢・清原(中央)

◇練習試合 金沢5―1群馬=45分×3=(7日、熊本・大津町運動公園球技場)

 J2ツエーゲン金沢MF清原翔平(30)が、J3群馬との練習試合で、同点ゴールを呼ぶ積極プレーを見せた。

 右サイドで先発すると、豊富な運動量でゴールに迫った。1本目の35分に先制を許したが、その2分後、左クロスにFW佐藤洸一(31)が競り、こぼれたところを清原が右足シュート。相手GKにかろうじてはじかれたが、佐藤が押し込んで同点とした。

 「守備も攻撃も、距離感は良かった」と全体的に自身のプレーを振り返った清原。ただ、同点ゴールのシーンは「こぼれたところを洸一くんが決めてくれたから良かったけど、1本目(自分のシュート)で仕留めなきゃいけなかった」と反省した。

 今季はC大阪から完全移籍し、3年ぶりの復帰となった。2013年から15年まで金沢でプレーし、14年には主将としてJ2昇格に貢献。15年には13得点を挙げた“ミスターツエーゲン”だ。チームの雰囲気について聞かれると「みんな明るいし、よく走る」と笑顔で語った。

 スタメン出場を目指す開幕戦は25日のアウェー・愛媛戦。「(キャンプは)大きなけがもなく、そういう意味では順調に来ている。しっかり開幕に合わせていきたい」と、背番号7は静かに闘志を燃やした。

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