【札幌】ミシャ流を実践で逆転勝利!速い展開からダイレクトに早坂同点弾&三好決勝点

2018年2月10日6時0分  スポーツ報知
  • コロンバス戦の前半45分、同点ゴールを決める早坂

 ◆パシフィック・リム杯1回戦 札幌3(2―2、1―0)2コロンバス(8日、米ハワイ・アロハスタジアム)

 【ホノルル(米ハワイ州)8日(日本時間9日)=砂田秀人】J1北海道コンサドーレ札幌が、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(60)の目指す形を実践し、逆転勝利を飾った。パシフィック・リム杯1回戦でMLSコロンバスに3―2で勝ち、決勝進出を決めた。1―2の前半45分にFW早坂良太(32)が決めた同点弾、後半3分のFW三好康児(20)の決勝点は、速い展開からダイレクトで挙げたもの。ミシャ(ペトロヴィッチ監督の愛称)流が浸透してきたチームは10日(同11日)、優勝をかけMLSバンクーバーと対戦する。

 ミシャがたたき込んできた形が、ハワイでの初白星につながった。1―2の前半45分、左からDF石川がゴール前に出した低いクロスに、ニアに走り込んだ早坂が右足を合わせた。「あの場所は狙い目だった」とダイレクトでゴールに流し込んだ技ありの同点弾。ペトロヴィッチ監督がこだわるワンタッチで、相手DFを完全に崩した。

 決勝点はDF福森から縦に入ったパスを都倉が受けドリブル。中央でフリーだった三好が、都倉の横パスを右足で押し込んだ。都倉は「去年まではああいう場面で中に人がいなかった。そこに人がいて、選択肢を2つ作れたのが大事なこと。今年のチームの色が出て来ていると感じた」と進化を口にし、三好も「2対1の状況を作れたし、まだまだ良くなるところもあると思う」と伸びしろを強調した。

 練習での“ストレス”が好結果につながった。ペトロヴィッチ監督が練習の最初にやるのは、決まって6人が輪になり、中の2人が球を奪いに行くボール回し。それには必ずワンタッチの制約がかけられる。それにとどまらず、ピッチの半分ほどで行うゲーム形式でもワンタッチの制限を課す事もある。動き、考え、先を読まないと全くパスがつながらない形式が染みついた選手は、そこに自身の持ち味を加え、実戦舞台で躍動した。

 ペトロヴィッチ監督は「やってきている事が結果になったのは良かった」と口にはしたが「自分たちの時間帯でない時があるなど、まだ安定した戦いができていない」と反省は忘れなかった。チーム始動から1か月弱、ミシャの改革は着々と実を結んで来ている。

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