【金沢】期待の新人DFコンビ・毛利&山本、即戦力宣言!

スポーツ報知
色紙に「成長」と記した山本(左)と「コツコツは勝つコツ」と書いた毛利

 J2ツエーゲン金沢の大卒ルーキーコンビ、DF山本義道(22)=びわこ成蹊スポーツ大=とDF毛利駿也(22)=順大=が、ともに1年目から即戦力としてチームに貢献することに意欲を見せた。ピッチ外でも仲がいい2人が、サッカーからプライベートまで大いに語った。(聞き手・竹内 竜也)

 ―プロ初キャンプはどうですか?

 山本(以下山)「大学までとは質もスピードも違いますね。早く慣れて、試合に出たいです」

 毛利(以下毛)「プレーや判断のスピードが違う。早く戦術を理解したいです。大学までと比べて、戦術を理解できていない選手が試合に出るのはチームにとって危険なことだと感じている。先輩や(柳下正明)監督が教えてくれるので助かっています」

 ―それぞれアピールポイントは?

 山「身長が高い(185センチ)ので、空中戦で負けないことです」

 毛「サイドバックなので、スピードを生かした攻撃参加と運動量。両足で蹴れるし、左右両サイドできます」

 ―お互いの印象はどうですか?

 山「キャンプでも走るのが一番だったりするので、すごいなと思う」

 毛「若いからね」

 山「いや、同い年だから!(笑い)」

 毛「(山本と)最初に会った時『超デカい!』と思った(笑い)。ヘディングの打点も高い」

 ―ピッチ外でのお互いのイメージは?

 山「いろんな人に話しかけて、コミュニケーションが上手だなと思う」

 毛「ノリ(山本)は(DF庄司)朋乃也に似ていることをいじられていますね。2人ともデカい(庄司は187センチ)し、髪も長いので」

 ―後輩(庄司は20歳)に似ていると言われるのは?

 山「悪い気はしないです(笑い)」

 ―ズバリ、1年目の目標は?

 山「とりあえず早く試合に出ることです。チームが勝つ中で、自分も成長していきたい」

 目標は30試合出場 毛「リーグ戦(42試合)、天皇杯を合わせて公式戦30試合は出たい」

 ―山本選手は福岡出身ですが、金沢のイメージは?

 山「今のところ雪ですね」

 ―毛利選手は生まれ育った北陸でプロになった。

 毛「高校(山梨学院大付)から富山を出たので、富山のチームメートや指導者は中学までのプレーしか知らない。県外で成長した姿を見せられれば」

 ―趣味はありますか?

 山「釣りですね。琵琶湖でバス釣りをしたけど釣れなくて、福井の敦賀まで車で行って海釣りをした。釣果は…ちっちゃいアジくらい(苦笑い)。まだ岸でしかやったことがないので、船に乗って釣りをしてみたい」

 毛「将棋とカラオケです。将棋はアプリで全国の人と対戦してます。カラオケは点数が取れるのは三代目(J Soul Brothers)の『LOVE SONG』です」

 ―好きなタイプの女優をぜひ教えて下さい!

 山「川栄李奈さんと、黒島結菜さんです!」

 毛「最近は新川優愛さんと、比嘉愛未さんですね!」

 ―最後にサポーターに力強いメッセージを!

 山「新体制発表会や出陣式で応援してくれて、本当にうれしかったです! それに応えるプレーで喜ばせたい」

 毛「笑顔に定評があるので、僕の笑顔を引き出してほしいです(笑い)。気軽に声をかけて、もしへこんでいたら励ましてください!」

 ◆毛利 駿也(もうり・しゅんや)1995年4月10日、石川県生まれ、富山・上市町育ち。22歳。上市中ではSQUARE富山でプレー。山梨学院大付高から、順大に進んだ。175センチ、70キロ。血液型B。背番号16。「心技体の心は本田圭佑選手、技はマルセロ選手、体はクリスティアーノ・ロナウド選手が目標」

 ◆山本 義道(やまもと・のりみち)1995年7月25日、福岡・北九州市生まれ。22歳。本城中ではFOOTBALL CLUB NEOでプレー。岡山・作陽高から、滋賀・びわこ成蹊スポーツ大に進んだ。185センチ、73キロ。血液型O。背番号2。憧れの選手は横浜MのDF中沢佑二で「とにかく、かっこいいです!」

 ◆金沢の昨季のDF陣

 4バックで、開幕スタメンはセンターバック(CB)に主将の広井友信(33)と太田康介(35、現JFL・FC今治)、右サイドバック(SB)に石田崚真(21)、左SBは野田紘史(31)が名を連ねた。シーズン終盤は左SBに沼田、CBは作田裕次(30)と、6月にJ1・C大阪から育成型期限付き移籍した庄司がレギュラーに定着。右SBの石田を加えたDFラインで、最終戦まで7戦負けなし(4勝3分け)に貢献した。

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