【甲府】佐藤和弘、JFL時代はバイトも経験…初J1へ「はい上がる」

2018年2月10日8時0分  スポーツ報知
  • ドリブルで駆け上がる佐藤

 町田戦の3、4本目に中盤で90分フル出場した佐藤は、「まだまだアピールが足らない」と貪欲な姿勢を示した。

 中京大から2013年に金沢入団。当時は所属がJFLだったこともあり、サッカーだけでは生活ができず、週2、3日は練習後の午後3時から同7時頃までガソリンスタンドでアルバイトをしていた。金沢がJ3入りした14年はサッカースクールで子どもたちを指導し、生活の足しにした。

 当時を振り返り、「獲得してくれた金沢には感謝しています」とした上で、「サッカーで生きているわけなので正直(アルバイトを)やりたくないという気持ちもあった。だから活躍してお金を稼げば、やらなくて済むとポジティブに考えるようにした」。ハングリー精神を胸に、金沢がJ2に昇格した15年から選手に専念。ようやくプロとして一人立ちできた。

 その言葉通り、自ら道を切り開いてきた。金沢では14年から背番号10。15年には、J2最優秀ゴール賞を獲得した。16年にJ2水戸へ完全移籍すると、昨季は10番を背負い、リーグ戦39試合に出場。評価を高め、今季甲府に加入した。

 目標は7得点だ。「中盤が7点取れたら、チームとして大きいと思う」。得意のミドルシュートを武器に、甲府が1年でJ1に復帰するため、そして自身初のJ1へ「下(のカテゴリー)からでもできるというのは見せたい。はい上がるだけ」と雑草魂で戦う。(古川 浩司)

 ◆佐藤 和弘(さとう・かずひろ)1990年9月28日、岐阜・多治見市生まれ。27歳。磐田ユース、中京大を経て2013年に金沢加入。16年に水戸へ移籍し、今季から甲府に完全移籍。背番号は金沢、水戸でも最初につけた「26」。J2通算109試合11得点、J3通算27試合7得点。175センチ、68キロ。

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