【磐田】小川航、3戦連発 開幕へ若手が躍動

スポーツ報知
左足でシュートを放つ小川航

◆練習試合 磐田3―1湘南=45分×4本=(11日、鴨池補助競技場)

 若手トリオが爆発! J1ジュビロ磐田は11日、鹿児島でJ1湘南と練習試合(45分×4本)を行った。0―1で迎えた3本目3分にFW小川航基(20)の3戦連発となるPKで同点とすると、4本目38分に、MF針谷岳晃(19)のダイビングヘッドで逆転。最後はMF荒木大吾(23)がPKを決め、3―1。キャンプ最後の練習試合を白星で飾った。

 悔しい気持ちが体を突き動かした。4本目38分。針谷がDFギレルメ(30)の左クロスに頭から飛び込んだ。「ヘッドで決めたのはプロ入り後初。でも相手のプレスに対応できなかった」と浮かない顔。3本目開始からボランチで出場したが、名波浩監督(45)に「プレースピードが遅い」と同36分に途中交代を命じられ、その後、練習試合の“特別ルール”で4本目37分に再出場。結果を出した。

 ゲームは、4日のJ2町田戦、8日の長崎戦に続き、小川航が3本目3分にゴール左隅にPKを決め、4本目40分には、昨年8月のC大阪戦で右腓骨骨折し、キャンプで実戦復帰した荒木がPKを右足で決め3―1。小川航は「皆成長している。ベテランや中堅だけでなく、若手も躍動することはチームにとって大事なこと」と話す。キャンプでの練習試合は4勝1分。開幕へ向け、役者がそろってきた。(山田 豊)

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