【清水】竹内涼が初主将就任「ベテランと若手をつなぎたい」

スポーツ報知
ランニングでチームの先頭を走る竹内(中央)

 J1清水エスパルスは12日、MF竹内涼(26)が第15代主将に就任すると発表した。新リーダーは「今年は上位に近づく土台にしたい」と昨季14位からの浮上を誓った。

 練習前にヤン・ヨンソン監督(57)から正式に打診され、快諾した。キャプテンは小学生時代(浜松竜禅寺FC)以来で、プロ10年目で初めてとあって「自分がプレーでも声でもチームで一番にならないといけない」と左腕にマークを巻く意味をかみしめた。午前の戦術練習では大声で指示を飛ばし、午後練習ではランニングの先頭に立った。「ベテランと若手をつないでいきたい。ピッチの外でもみんなと話していきます」とコミュニケーションも積極的に図っていく。

 昨季から務めている選手会長は後任が決まるまで当面兼任する。ヨンソン監督は「プレーもサッカーに対する姿勢もいい。チームをまとめてほしい」と信頼を寄せている。「上位での戦いを経験したい」と語る竹内が、オレンジ軍団を引っ張っていく。(武藤 瑞基)

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