【清水】2年目DF立田、右SB開幕スタメンでけが人続出危機救う!

スポーツ報知
デュークを食い止める立田(右)

 J1清水エスパルスのDF立田悠悟(19)が自身初の開幕スタメンを視界に捉えた。本職はセンターバックだが、15日の練習で主力組右サイドバック(SB)に抜てき。マルチぶりをアピールし、森保ジャパン定着を狙う。

 チーム最長身189センチの体を目いっぱい使ってピンチの芽を摘んだ。「幅が広がれば監督も使いやすい。このサイズのSBはなかなかいないし、前向きにやりたい」。居残りでシュート練習にも加わり、クロスを猛特訓した。

 今年1月のU―23アジア選手権では森保ジャパンの3バックに定着も、鹿児島キャンプを視察した代表関係者からは「清水で結果を出さないと、次も必ず呼ばれるかは分からない」とハッパをかけられた。柏DF中山らライバルはチームでも先発に定着しており、「自分も抜きん出た存在にならないと」。キャンプ中はGK六反らと練習前に体幹トレを行い、地道にスケールアップを図ってきた。

 右SBは実績ある清水と鎌田に加え、キャンプで全試合に出場した飯田も故障中。2年目の立田が開幕に抜てきされる可能性は十分ある。チーム内で将棋の藤井聡太五段似と評判のDFは「コンディションはいいので積極性を見せていく」と言い切った。(武藤 瑞基)

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