徳島ヴォルティス、大杉漣さん哀悼 記帳所を設置「大杉漣さんの熱い気持ちを胸に」

スポーツ報知
17年5月13日徳島・鳴門市の鳴門大塚ポカリスエットスタジアムで試合前に花束を贈呈し、声援に応える大杉漣さん(中)

 J2の徳島ヴォルティスは22日、公式ウェブで25日の明治安田生命J2リーグ開幕戦の岡山戦でクラブのサポーターで21日に66歳で亡くなった俳優の大杉漣さんへ記帳所を設置することを発表した。

 岸田一宏社長は「大杉漣さんにはクラブの前身である大塚製薬サッカー部時代から、地元のクラブである徳島ヴォルティスに熱い想いを寄せて応援していただいておりましたことに深く感謝申し上げます。昨シーズンのFC岐阜戦では、初めてピッチレベルで両チーム・主審に花束を贈呈いただきました。この日もお仕事ではなくオフを利用してスタジアムにお越しいただき「サポーターを代表して」とおっしゃっていたお姿に徳島ヴォルティス、そしてサッカーへの愛を感じるところでありました。今シーズンへの期待もしていただいており、これからも共に歩みを進めることが出来ると思っておりました。俳優としてのご活躍やサッカーを楽しまれているところでの突然のことに、本当に驚いております。ご家族のお悲しみは、計り知れないものとお察しします。また我々をはじめ徳島ヴォルティスに関わる人々、そしてサッカーを愛する人々も深い悲しみに襲われています。謹んで哀悼の意を捧げるとともに、大杉漣さんの徳島ヴォルティスへの熱い気持ちを胸に、今週末に開幕する2018シーズンを徳島ヴォルティスに関わる全ての皆さんと一丸となって戦い、シーズン終了後には良いご報告が出来るように全力を尽くす所存です。慎んでご冥福をお祈り申し上げます」とのコメントを発表していた。

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