平山相太、引退会見「プロの監督を目指すことを楽しみに」

スポーツ報知
引退会見で報道陣の質問に答える平山 報知新聞東北支局(カメラ・小林 泰斗)

 左足の故障など、度重なるケガのため、先月末に現役引退を発表した元日本代表FW平山相太(32)が22日、仙台市内で記者会見に臨んだ。

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 ◆相太に聞く

 ―引退会見を迎えての率直な今の気持ちは。

 「今は、後悔は一切、ないです。次のステップ(プロの監督を目指すこと)を楽しみにしています」

 ―渡辺監督からはどのような言葉をかけられたか。

 「監督は『もう一回、自分を復活させたい』と引き留めてくれた。足の状態が良くなく、監督の声はありがたいんですけど、自分としてはサッカーができませんということを伝えた」

 ―家族に報告した時は?

 「妻はお疲れさまという言葉と、泣いてました。自分もそれを見て泣いてしまった」

 ―日本代表への思いを。

 「小さいときに1994年のW杯(米国)を見て、自分もW杯に出たいという気持ちだったが、かなわなかったのは心残り」

 ―一番印象に残っているゴールは?

 「強いて言えば、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)で優勝した時(2009年11月3日の決勝・F東京2○0川崎)のゴールです」

 ―仙台のチームへの思いは。

 「昨シーズンからすごく良いサッカーをしている。自分は(試合に)出られなかったが、見ていて楽しかった。今季はさらにスケールアップ、進化していると思うので、楽しみにしている」

サッカー

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