【川崎】ACL蔚山現代戦欠場の憲剛は合流「アウェーだけどアグレッシブに」

スポーツ報知
FW小林(左)のリフティングを見守るMF中村(右)

 J1昨季王者の川崎は22日、川崎市内でJ1開幕戦(25日)の磐田戦(エコパ)に向けて調整した。20日のACLでは敵地で、蔚山現代と戦い、1―2と敗戦。現在、公式戦3連敗中だが、背番号14が戻ってきた。

 MF中村の復帰だ。13日のACL、ホームの上海上港戦(等々力)で負傷し、同第2戦の蔚山との韓国遠征には帯同せず、日本で治療、調整を行っていた。「休日返上でやりました」と、磐田戦に出場するために全力を尽くしてきた。この日、蔚山現代戦に長時間出場したメンバーはランニングなどで軽めの調整となったが、中村はその他のメンバーと一緒にボールを使ったトレーニングを行った。

 「痛み? ありますよ。けど、やれる範疇(はんちゅう)なので大丈夫」。チームは今季まだ白星がないが、「結果が3連敗なんでちょっとしめっぽくなりますけど、Jリーグはこれから。こういうときはきっかけ1つで変わっていく」とまず1勝に照準を定めている。

 25日の磐田との対戦では、川崎の中村憲剛と磐田の中村俊輔との「中村対決」にも注目が集まる。「あんまりひきずる必要はない。下を向くこともない。この3試合先に点を取られている。先手を取れれば。アウェーですけど、アグレッシブにいきたい」とJ初戦を見据える。連覇を狙う今季、背番号14の活躍は不可欠。まずは勝ち点3。そこから川崎の連覇への道は広がっていく。

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