【神戸】目標のバルサ型攻撃的スタイルほど遠く…でも後半42分ハーフナー値千金同点弾

スポーツ報知
後半、同点ゴールを決めた神戸・ハーフナー・マイク(左)

◆明治安田生命J1リーグ第1節 鳥栖1―1神戸(23日・ベストアメニティスタジアム)

 明治安田生命J1リーグが23日、史上初の平日開催で開幕した。試合は鳥栖のU―21日本代表FW田川亨介(19)、神戸の元日本代表FWハーフナー・マイク(30)のゴールで1―1に終わったが、昨季の鳥栖の平均観客数を5000人以上上回る1万9633人が集まった。

 元日本代表の意地が詰まったゴールだった。後半42分、こぼれ球に反応した神戸FWハーフナーが左足を振り抜き、ゴール右隅に同点ゴールを突き刺した。「よかったっす。前半うまくいかないことも多かったけど、もぎとった勝ち点1です」と笑顔をみせた。

 昨夏、FWポドルスキと同じタイミングで神戸に加入したが、昨季は2得点。今季もFWウェリントンが加入し、キャンプはサブ組が続いた。だが開幕前日、調子の上がらないウェリントンに代わり先発に抜てき。「来たか、という感じ」と覚悟を決めてピッチに立つと、値千金の同点弾でチームを救った。

 バルセロナのような攻撃的スタイルを目指す中で、前半はミスを連発して相手にペースを渡すなど、理想型にほど遠い。しかし、ポドルスキは「前半の10、15分は難しい試合だったが、90分をみれば支配できた」とうなずき、手応えを感じ取った様子だった。

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