【山形】山田主将「キャンプでチームはまとまってきている」J1復帰へ引っ張る

スポーツ報知
笑顔で練習に取り組む山田

 J2モンテディオ山形は25日にアウェー・水戸戦(14時、K’sスタ)で開幕戦を迎える。新主将のDF山田拓巳(28)が2015年以来のJ1復帰を目指してチームを引っ張る決意を示した。

 開幕・水戸戦に右サイドバックでの先発出場が見込まれる山田は「キャンプでチームはまとまってきている。全力で戦う」と意気込んだ。

 山形ではチーム最長となる在籍11年目を迎えた山田は、クラブ創設20周年の節目の今季、新主将に選ばれた。「(主将を)やるからには、しっかり(チームを)まとめていきたい」。キャンプ初日から、走り込みでバテた選手に遠慮なくハッパをかけた。新加入のFW中村駿太(18)の緊張を解くためには、丸刈り頭にちなんで「まるこめ」とあだ名をつけ、チームに溶け込ませた。「自分に何ができるかをしっかり考えて、全力で打ち込む」。

 今季の目標を「どんな形でもJ1に行く。プレーオフでもこだわらない」と力強く話した。開幕相手の水戸とは、昨季1勝1引き分けと相性が良かった。だが、木山隆之監督(46)は「相手のチーム構成が大幅に変わっている。早い時間で自分たちのペースに持って行きたい」と気を引き締めた。新主将も「開幕戦に限らず、目の前の試合をしっかり戦って勝つ」と気合十分。2015年以来のJ1復帰に向け、山田が山形を引っ張っていく。(海老田 悦秀)

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