【川崎】「中村対決」で憲剛が1G2A! 磐田を3―0で下し、今季公式戦初白星

スポーツ報知
川崎の先制弾を決めたMF中村憲剛(手前)

◆明治安田生命J1リーグ第1節 川崎3―0磐田(25日、エコパスタジアム)

 Jが誇る司令塔の「中村対決」となった磐田―川崎戦。輝きを放ったのは川崎の37歳、MF中村憲剛の方だった。前半24分。MFエドゥアルド・ネットの後方からのボールにうまくゴール前に走り込み、ヘディング。勢いあるボールは磐田ゴールに突き刺さった。「相手が怖いと思うような攻撃をしないと」。前半からボールを支配し、チャンスを作ったのは川崎。公式戦3連敗も何のその、背番号14の一撃が一気に流れを引き寄せた。

 ゴール後はハーフライン付近のカメラに駆け寄り、今季のゴールパフォーマンスである、ピン芸人のバイク川崎バイクのパフォーマンスを披露した。

 その後も憲剛の独壇場に。前半43分にCKのこぼれ球を拾い、右クロスでDF谷口の頭でのゴールをアシスト。同45分にはFKから再びDFエドゥアルドのゴールをアシストした。「(相手に)守ってカウンターできるって発想にさせちゃいけない。守るしかないって発想にさせていかないと」。攻撃的な川崎を牽引し、前半だけで3点を奪取。1得点2アシストですべてに憲剛が絡み、磐田のMF中村俊輔との「中村対決」で、結果を出したのは川崎の中村の方だった。

 後半は一進一退の攻防が続いたが、両者とも得点なく、3―0で終了。昨季J1最多得点の川崎が、同J1最少得点の磐田に3―0で勝ち、白星発進した。

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