【横浜M】C大阪と引き分けも、40歳誕生日の中沢、半袖のウェアで熱烈プレー

スポーツ報知
激しく競り合う横浜M・中沢(左)とC大阪・柿谷(カメラ・義村 治子)

 横浜Mは、敵地でC大阪に1―1で引き分けた。この日、40歳の誕生日を迎えたDF中沢佑二は序盤からトレードマークの“ボンバーヘア”をなびかせ、半袖のウェアで一回り以上も年下の日本代表FW杉本や柿谷相手に闘志あふれるプレーを連発。終盤に一瞬の隙で同点弾こそ許したが、「チャンスは作れたし、手応えを感じた。こういうスタイルを1年間やっていく」と新たなスタイルに自信を深めた。

 今季就任したアンジェ・ポステコグルー監督(52)はアグレッシブな攻撃サッカーを志向。最終ラインも含めチーム全体が前掛かりになるため、センターバックへの負荷は増した。それでも「運動量はものすごいが、攻撃的な守備をしていきたい」と歴代5位の国際Aマッチ110試合出場の経験を生かしたポジショニングでピンチの芽を摘み続けた。

 「集大成」と位置づけるプロ20年目。07年以来11年ぶりにキャプテンマークを巻き、目指すべきは頂のみ。鉄人の“不惑”のシーズンが始まった。

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