【鹿島】内田2853日ぶりJピッチ「楽しかった」も「優勝するならアウェーで勝たないと」

スポーツ報知
後半10分、シュートを放つ鹿島・内田(右は清水・石毛)

 鹿島のDF内田が2010年5月5日のC大阪戦以来、2853日ぶりにJリーグのピッチに帰ってきた。

 右サイドバックで先発し、後半39分に退くまで右サイドを上下動。守備に追われる時間が多く、攻め上がる場面は少なかったが、「開幕戦が1つのポイントだと思って調整してきた。友達や家族も見に来てくれたし、楽しかったです」と手応えを口にした。

 立ち上がりから清水の勢いに苦戦し、攻撃が停滞。GK権純泰のPKストップにも助けられた。後半は持ち直したがゴールは奪えず、内田は「優勝するならアウェーで勝たないといけない」と淡々と語った。

 「(右膝の)周りの筋肉に張りが出たり。うまくごまかしながら」と決してコンディションは万全ではないが、次週のホーム開幕戦・G大阪戦(3月3日)からは15日間で5試合を戦うACLとの連戦が本格的にスタートする。内田は「その中で結果を残さないといけないチーム。1つでもタイトルを取れるように。(この日メンバー入りした)18人だけじゃなく、アントラーズにはその実力を持っている選手がそろっている」と巻き返しを誓った。(岡島 智哉)

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