【神戸】イレブンに好評!ハイブリッド芝 国内初導入、3日初戦

スポーツ報知
先月13日、ノエビアスタジアム神戸に導入されたハイブリッド芝を施工業者が点検する

 神戸が1日、神戸市内のノエビアスタジアムで、ホーム開幕となる3日の清水戦に向けて非公開で調整した。今季から同スタジアムは、天然芝と人工芝が混合されたハイブリッド芝を国内で初めて導入。選手たちは2月28日から2日連続で感触をチェック。元日本代表FWハーフナーは「天然芝とほとんど変わりませんでしたよ。いい芝でした」と笑顔で感想を語った。

 開閉式の屋根がある同スタジアムは日照不足などで天然芝の育成状態が悪く、プレー中に芝がはがれるなどの問題を抱えていた。所有する神戸市は約9億円の改修費用を予算に計上。天然芝の2倍の強度を発揮すると言われるハイブリッド芝を導入した。構造的には、天然芝に狭い間隔で人工芝を打ち込むことで強度が増し、はがれにくくなる。人工芝の割合は全体のわずか約3.9%のため、天然芝に近い感覚でプレーできる。

 「まだ少し硬さはあるけど、今までは軟らかすぎて(芝が)めくれてしまう印象だったので。もっとなじんでくれば、いい芝になりそうな印象です」とDF渡部。ノエスタではポドルスキが来日初ゴールを挙げた昨年7月29日の大宮戦以来、5試合未勝利。生まれ変わった本拠地で今季初白星を狙う。(金川 誉)

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