【富山】新主将・今瀬、優勝でのJ2昇格誓う「全力でやろうという気持ちがより一層強く」

スポーツ報知
主将として奮闘を誓った富山・今瀬

 J3カターレ富山DF今瀬淳也(25)が2日、J2水戸から期限付き移籍した今季、新主将としてチームの優勝とJ2昇格に貢献することを誓った。この日は富山市内で約2時間、開幕戦の11日のアウェー・琉球戦に向けて全体練習。ミニゲームではセンターバックで安定した守備を見せた。

 異例の大抜てきだ。1日に移籍1年目での主将就任が発表された今瀬は「驚きましたね。自分も富山に勝負する気持ちで来ましたが、さらに主将ということで、富山のために全力でやろうという気持ちがより一層強くなった」と表情を引き締めた。2月の高知キャンプ終盤に、今瀬を主将に指名した浮氣哲郎監督(46)は「彼はパフォーマンスやサッカーに対する姿勢、発する言葉の全てが『チームのため』。そのままやってくれ、という思いで託した」と絶大な信頼を寄せた。

 ピッチ上では、局面打開のロングスローやロングフィードを武器に、攻守で期待される新戦力。GK永井堅梧(23)、MF椎名伸志(26)、今季J2松本から移籍したDF谷奥健四郎(25)の副主将3人とともに「みんな明るく雰囲気がいい」(今瀬)というチームを引っ張っていく。「個人では1年間試合に出続けることが目標。J3優勝という気持ちを常に持ってやっていく」と、言葉に力を込めた。

 ◆今瀬 淳也(いませ・じゅんや)1993年1月3日、千葉県生まれ。25歳。市船橋高3年時に高校総体優勝。国士舘大を経て、2015年にJ2水戸に入団。昨季はキャリアハイとなるリーグ戦26試合に出場した。J2リーグ戦通算62試合出場1得点。184センチ、81キロ。背番号5。血液型O。

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