【札幌】MF荒野、実戦復帰で即ゴール「ラッキーだった」

スポーツ報知
実戦復帰した札幌・荒野

◆練習試合 札幌5―2東海大熊本=35分×2本(3日、熊本・大津町総合運動公園球技場)

 J1北海道コンサドーレ札幌は3日、熊本・大津町で東海大熊本と練習試合(35分×2本)を行い、5―2で勝利した。昨年11月に右足甲を骨折したMF荒野拓馬(24)と同9月に左膝の手術を受けたDF浜大耀(19)がともに2本目から出場し、実戦復帰。荒野は、「ラッキーだった。相手に当たったけれど良かった」といきなり1ゴールを挙げる活躍を見せ、復活を印象付けた。

 ボランチに入った荒野は、35分間の復帰戦を終え、「久々のゲームで楽しかった。骨折してからリハビリを見てくれていたフィジオセラピストのセウソに感謝したい」と充実した表情。チームは2日のアウェー・C大阪戦でリードされながらも最後は3―3に追いつく、粘り強さを発揮。荒野も「ああいうところでゴールやチームに貢献するプレーをしたい」と刺激も受けた。

 先月27日に、浜とともに全体練習に合流した荒野。7日には、ルヴァン杯のアウェー・甲府戦(中銀スタ)を控える中、「セレッソ戦出場を目標にしていた。一日、二日で(メンバーに)入れるチームじゃない。ポジションを勝ち取りたい。目先の試合を目指してやっていきたい」と今度は公式戦復帰へ闘志を燃やした。(古川 浩司)

 〇…C大阪戦に出場した選手たちは3日、ランニングなど軽めのメニューでリカバリーに努めた。同戦で来日初ゴールを決めたタイ人MFチャナティップ(24)は「とても幸せな気分だけれど、次こそ勝ちたい」。盛り上がりを見せるタイからの祝福も受けた中、今季初勝利への思いを語った。後半開始から出場したMF兵藤慎剛(32)も「まだ勝ち点3を取っていない」と気を引き締めた。

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