【金沢】清原、ホーム開幕戦で3年ぶり復帰弾狙う

スポーツ報知
練習中に笑顔を見せる金沢・清原(左)と山崎

 J2ツエーゲン金沢は4日、ホーム開幕戦となる讃岐戦(午後2時、石川西部)に臨む。3日は金沢市内で約1時間の最終調整。C大阪から3年ぶりに復帰したMF清原翔平(30)は、ミニゲームで軽快な動きを披露。平昌五輪での日本勢の活躍を喜ぶ道産子アタッカーが、自身3年ぶりとなるホーム開幕弾で、チームを2014年のJ参入以来初の開幕連勝に導く。

 3年ぶりの金沢でのホーム開幕戦へ、清原が静かに闘志を燃やした。前節・愛媛との開幕戦(2月25日)は敵地で2―1の逆転勝ち。フル出場で貢献した“復帰戦”を「懐かしい感じだった」と笑顔で振り返り、「チームの雰囲気も(開幕前から)ずっといいので、この流れを続けたい。ホームで勝てれば大きな1勝になると思う」と讃岐戦へ必勝を期した。

 金沢がJ2に昇格した2015年のホーム開幕・東京V戦(3月15日、3〇0)で、チームJ2初得点となる先制弾とダメ押し弾の2発で初勝利を呼んだ。同年のホーム・讃岐戦(4月19日、1〇0)でも決勝点を挙げており、好データがそろう。ホームの金沢サポーターの大歓声も「覚えてます!」と心に刻まれている。

小学生時代にアイホも経験 北海道帯広市出身。平昌五輪では特にスケートのメダルラッシュに歓喜した。「僕も小学生の頃、アイスホッケーをやって、よく吹っ飛ばされた。体感スピードは陸上の2~3倍くらい。(メダリストは)すごいなと思う」。パシュート(団体追い抜き)金の高木菜那、美帆姉妹は帯広市に隣接する幕別町の出身。2人が通った帯広南商高も「(実家から)メチャクチャ近い」と、親近感を覚えている。

 カーリング女子日本代表で話題となった北海道なまりの「そだねー」も「言わないでしょ、と思っていたら、意外と言ってますね」と笑う。ホーム開幕弾を期待する声には“そだねー”とばかりに「もちろん狙っていく。チームが勝つことを優先に。あした(4日)は1万人集まってほしい」と背番号7。サポーターに「勝利の味」の“もぐもぐタイム”を届ける。(竹内 竜也)

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