【磐田】開幕3連敗、いまだ無得点…名波監督「シュートが枠内にいかなかった」

スポーツ報知
リーグ戦から先発8人をかえたジュビロだが無得点で敗戦

◆YBCルヴァン杯グループステージ第1節 ▽B組 清水1―0磐田(7日・IAIスタジアム日本平)

 ジュビロは開幕から公式戦3試合連続の完封負け。イレブンは悔しげに日本平を後にした。リードを許した後半25分、MF太田のFKはわずかにバーの上。同29分、MF松浦がペナルティエリア中央付近から右足を振り抜いたが、清水GKに阻まれた。JデビューとなるFW中野とMF伊藤を後半途中から投入するも、ネットは揺らせず。名波監督は「シュートが枠内にほとんどいかなかった。大きな問題はそこ」。その言葉通り、今年いまだ得点なしの状況に唇をかんだ。

 昨年途中からヨンソン監督が指揮を執った広島と8月にヤマハで対戦した。昨季リーグ最少の30失点だったが、唯一3失点以上を喫した試合。名波監督は「昨年広島では途中就任で、求められなかったことの『プラスα』を施しているはず。欧州サッカーは熟知していて、組織論を持っている」と警戒して臨んだが、スウェーデン人指揮官への雪辱はならなかった。

 名波監督は「切り替える」と話し、チーム副将のMF上原は「もう連敗は許されない」と決意を口にした。10日のリーグ戦・F東京戦は今年初のヤマハ。“マイホーム”で勝ちどきをあげる。(山田 豊)

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