【川崎】大久保「最初からたたみかける」17戦負けなしチームが12戦勝ちなしガンバ撃破だ

スポーツ報知
降りしきる雨の中でウォーミングアップする川崎FW大久保(左から2人目)

 川崎は8日、川崎市内で調整した。7日はACLのホーム、メルボルンV戦(等々力)で終了間際にPKで追いつかれ、2―2のドロー。一夜明け、鬼木達監督(43)は「やってきていることをとにかく信じてやるということ。実際にプレー自体はすごくよかったし、成長しているとも思う」と話した。続けて、「ただまあ結果がついてこないとなかなか信じ切れないところも出てきてしまう。そこは自分たちでぶれずにやろうって話をしているので、そこは選手も理解してくれている」と話した。

 この日は主力組はGK新井、DF谷口、MF登里、阿部らは軽いジョギング。その他のメンバーは室内で軽く調整した。

 試合にあまり出場しなかったメンバーとその他のメンバーは雨の中ボールを使ったトレーニング。10日には中2日でリーグのG大阪戦(等々力)がある。FW大久保は「ガンバも勝ってないから不気味。早く勝ちたい、その気持ちに押されずに、最初からたたみかける」と闘志をみなぎらせた。

 現在川崎は昨年からリーグの連続負けなし記録を「17(12勝5分け)」とし、クラブ新記録を更新中。対するG大阪は昨年からの連続勝ちなし記録が「12(4分け8敗)」となっている。G大阪が古巣のMF阿部も「勝つしかない。内容が悪くても勝つことがすべて。(J1開幕の)磐田戦も勝ったから、どんどん上向きになってきた」と気合を入れる。まずは今季の公式戦3戦で2分け1敗と勝っていないホームの等々力で1勝をあげる。

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