【鹿島】植田、シドニー戦で歯が上唇貫通も「全然大丈夫」過密日程も広島戦先発へ

スポーツ報知
ランニングを行うDF植田(左、右は土居)

 鹿島は9日、カシマスタジアムで広島戦に向けた調整を行った。ACLとの連戦を戦う中、チームで唯一、公式戦全5試合にフル出場している日本代表DF植田直通(23)は主力組でプレーし、6戦連続の先発出場が濃厚になった。

 植田は7日のACL1次リーグ第3節シドニーFC戦(2〇0)の後半、自らの歯が上唇に「ちょっと貫通」(植田)するアクシデントに見舞われたが、止血後に強行出場。終了間際に得意の頭で追加点を奪い、喜びを爆発させた。

 傷口はすでに縫合し、この日も元気にフルメニューを消化。これまで60針以上を縫ってきたという武闘派DFは「全然大丈夫」と胸を張った。8日夜にシドニーから片道10時間をかけて帰国。この日が広島戦に向けた唯一の調整日となるなど過密日程についても「(試合間隔が)2日あれば十分です」と表情1つ変えずに言い切った。

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