【沼津】3発で開幕白星 吉田監督目指す「Jで一番を」

スポーツ報知
アウェーで開幕を迎えた沼津イレブン

◆明治安田生命J3リーグ第1節 沼津3―0F東京U23(11日・夢の島競技場)

 J加入2年目のアスルクラロ沼津がF東京U―23を3―0で下し、開幕戦を白星で飾った。前半14分にDF谷口智紀(25)が頭で先制。同26分にはFW畑潤基(23)が右足で追加点を上げると、後半25分には昨季、奈良クラブでJFL得点王に輝き、今季から新加入のFW坂本修佑(24)が、ダメ押しゴールをあげた。

 昨年3位と躍進した沼津が、2018年初戦を3発快勝だ。坂本とともに先発でJデビューとなったFW畑が、チーム2点目のゴールをマーク。「昨年、半年取ってもらって試合に絡めてなくて何も出来なかった。開幕からゴールを取れて少しは恩返しできたかな」と、納得の表情だった。

 メンバーは大幅に入れ替わったが、ボールを奪ってから前線に人数をかける沼津のスタイルは継続。「前から行くのはうちのスタイル」と先制弾の谷口が言えば、吉田謙監督(48)も「奪ったら前にいく速度はJリーグで一番を目指している。まだまだ上がっていける」とさらなる進化を目指す。次節(17日)はいよいよホーム開幕戦。愛鷹に盛岡を迎え、連勝を狙う。

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