【清水】昨年8月以来のホーム白星へ六反が古巣・仙台封じ

スポーツ報知
古巣の仙台封じを誓った六反

 J1清水エスパルスのGK六反勇治(30)が16日、古巣封じを誓った。この日は18日の仙台戦(アイスタ)に向け調整。3試合ぶりの完封で昨年8月のC大阪戦以来のJ1ホーム白星を呼び込む。

 ともに開幕から2勝1分け。「仙台もエスパも調子がいい中でやれるのはうれしいこと」と守護神。相手は3―4―3が想定されるが、幸いにも前節の札幌も3バック。「シャドーがいたり、サイドが張るチームともうやっている。大きく対策を変えることはない」と自信を示した。

 昨季はリーグワースト3位の54失点も、今季は3戦3失点。改善した要因を「声が出ているし、4バックの前の4枚(ボランチと左右MF)の動きがいい」と分析する。前からプレスをかけるアグレッシブな守備が浸透しつつある。

 自身も毎試合ビッグセーブを披露。「一つ止めるだけでも大きい。チームを助けるプレーをできるのはGKの醍醐(だいご)味」という。試合前には3日の神戸戦で達成したJ1通算100試合出場のセレモニーも行われる。頼れる守護神が、アイスタのゴールに鍵をかける。(武藤 瑞基)

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