【鹿島】代表トライアングルで“イバルボ包囲網”W杯同組コロンビア元代表封じる

スポーツ報知
ボールを運ぶ昌子

 J1は18日、各地で9試合が行われる。DF昌子源(25)らベルギー遠征(23日・マリ戦、27日・ウクライナ戦)に臨む鹿島の日本代表勢3人は、W杯1次リーグで同組となるコロンビアの元代表FWビクトル・イバルボ(27)を擁する鳥栖と対戦する。

 鹿島は16日、茨城・鹿嶋市内で調整。紅白戦の主力組では日本代表に選出された昌子、DF植田直通(23)がセンターバック、MF三竿健斗(21)が中盤の底でプレー。日本代表トライアングルが“イバルボ包囲網”でハリルホジッチ監督に欧州遠征出場をアピールする。

 イバルボはブラジルW杯で3試合に出場するなどコロンビア代表通算21キャップを誇る。セリエAのローマに所属した経験を持ち、横浜Mの元日本代表DF中沢佑二(40)が「一級品。本気出したらJで一番」と評したこともある。今季初出場となった前節の横浜M戦では得点も決めており、昌子は「パワーが規格外」と警戒。植田は「起点になる」、三竿健も「強い。柔らかい。スピードもある」と続いた。

 ハリル監督は15日の会見でブラジルW杯の日本―コロンビアの映像を確認したことを明かすなど、対戦相手を見据えた選手選考を行っている。昌子ら3人にとって、イバルボ封じは絶好のアピールチャンス。植田は「球際で勝つ」、三竿健は「強い気持ちで戦う」と気合を入れ、昌子は「勝って代表に合流したい」と勝利を誓った。(岡島 智哉)

サッカー

×