【仙台】野津田、古巣・清水戦に闘志「楽しみです、勝ちたい」

スポーツ報知
ボレーシュートを放つ野津田

 J1ベガルタ仙台のMF野津田岳人(23)が、昨年8月上旬まで所属した古巣との今季初対戦に闘志を燃やした。「アイスタでやるのは清水でプレーして以来。楽しみです、勝ちたい」とキッパリ。17日、チームは静岡県内の練習場でセットプレーの確認などを中心に18日の清水戦(14時、アイスタ)に向けて調整。2桁得点を今季目標に掲げる中、初得点に向け、全体練習後もシュート練習。強烈なシュートをネットに突き刺した。

 昨季、広島から期限付き移籍で清水に加入したが、本職ではないボランチで主にプレーし、思うように結果が出なかった。8月に仙台へ移籍し、シャドー(下がりめのFW)を任せられると、自慢の攻撃力をピッチで表現。昨季10得点のエースストライカー・FW石原直樹(33)とのコンビネーションも光り、チームの核の一人となった。

 ここまでのリーグ戦3試合全てで走行距離は12キロを超えており、チーム屈指の運動量で攻守を支える。渡辺晋監督(44)も「彼の活動量はチームに欠かせない」と高い信頼を寄せている。

 2勝1分け同士で迎える清水戦。野津田は「相手も調子が良い。リズムをつくらせないように、ボールを支配して制圧したい」と言葉に力を込めた。(小林 泰斗)

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