【磐田】俊輔不在も敵地・広島で価値あるドロー

スポーツ報知
金髪に染めて臨んだ川又

◆明治安田生命J1リーグ第4節 広島0―0磐田(18日・エディオンスタジアム広島)

 磐田は開幕から唯一3連勝していた広島に0―0で引き分けた。リーグは日本代表の活動で中断し、30日から再開する。

 0―0で終えた磐田イレブンに安堵の表情が浮かんだ。前半15分にMF田口のヘッドなどで攻撃の形を作るもネットは揺らせず。ピンチはGKカミンスキーの好セーブなどでしのいだ。開幕から公式戦5連勝中だった広島から敵地で引き分けは大きい。名波浩監督(45)は「今週は移動距離も厳しい中、0でしのげた」と振り返った。

 公式戦2連勝と波に乗りかけた磐田に逆境が襲った。試合前日、MF中村が左足を痛め欠場。またチーム内にインフルエンザが流行し、DF新里やMF上原の主力も帯同できず。さらに14日はルヴァン杯で敵地での札幌戦(1〇0)。その前日移動の13日から広島戦前での総移動距離は約2500キロ。MF田口は「試合前、総力戦になると思っていた中、一丸になれた」と話した。

 4月1日の浦和戦(エコパ)まで2週間試合がないのは幸運。しばしの休養を挟み、新年度から攻勢をかける。(山田 豊)

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