【甲府】2勝目へ“吉兆パターン”県内練習せず敵地入り

スポーツ報知
23日の練習で選手に指示を出す吉田監督(中央)

 J2ヴァンフォーレ甲府が“吉兆パターン”でリーグ戦の今季2勝目を狙う。アウェー・岡山戦(25日)に帯同するメンバーは24日、山梨県内での練習は実施せず、敵地入り。軽めの調整で試合に備えた。

 吉田達磨監督(43)は「今回が7連戦の7戦目。疲労が蓄積されている」とチームの状況を説明。今月からルヴァン杯も開幕し、3日のリーグ・東京V戦から週に2試合のペースで試合をこなしてきている。過密日程が続くだけに、コンディショニングを最優先してのスケジュールとなった。

 17日のアウェー・福岡戦の前日も同じように軽めに調整し、2―0と今季リーグ戦初白星を挙げた。今回の岡山戦でも験がいい“パターン”を採用し、勝利をつかむ構えだ。

 21日のホーム・徳島戦は雪。関係者やボランティアの除雪作業で試合が可能となったが、0―1の敗戦というふがいない結果に終わった。「自分たちから崩れてしまった。僕の責任。申し訳ない」と指揮官。「ああいう試合は2度としないようにしたい」と誓った。首位の岡山から白星をもぎ取り、前節のショックを振り払う。(三須 慶太)

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