【磐田】小川航、ルヴァン杯で315日ぶり先発へ

スポーツ報知
甲府戦へ向け、調整する小川航

 ルヴァン杯グループステージ(GS)第3節が4日、行われる。GSのB組でともに1勝1敗の2位につける清水エスパルスとジュビロ磐田は、清水が4位・札幌(午後7時、アイスタ)と、磐田が1位・甲府(同、ヤマハ)とそれぞれホームで対戦する。清水はルーキーMF西村恭史(18)のプロデビュー、磐田はFW小川航基(20)が昨年5月のU―20W杯・ウルグアイ戦以来となる先発出場が有力だ。GS突破へ勝ち点を積み上げたい一戦で若手が躍動する。

 あす4日、J2甲府と対戦する磐田は2日、磐田市内で約2時間の練習。名波浩監督(45)がFW小川航の先発を明言した。東京五輪代表・森保一監督(49)が視察を予定している試合で、昨年5月24日のU―20W杯ウルグアイ戦(韓国)以来のスタメン出場を果たす。

 軽やかだった。9対9の実戦形式の練習では、相手DFの背後へ素早い動き出し。シュートも放ち、好調をアピールした。練習後、名波監督が「航基は頭から行く」と話した。小川航は「(1日のリーグ第5節・浦和戦に勝ち)チームに勢いがある。ホームだし、復活したところをみせたい」と意気込んだ。

 この日は、母校・桐光学園(神奈川)のサッカー場完成記念式典が行われ、先輩のMF中村俊輔(39)が出席したが、小川航は勝てばGS首位に躍り出る可能性もある「重要な試合」と位置づけ、チームを優先。得点を決め、初の森保ジャパン入りへのアピールも忘れない。(山田 豊)

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