【札幌】19歳DF浜大耀、清水戦でプロデビュー!

スポーツ報知
ペトロヴィッチ監督(中央)の指示を聞くDF浜(右)

 J1北海道コンサドーレ札幌DF浜大耀(19)が、プロデビューする。チームは4日、ルヴァン杯のアウェー・清水戦に臨む。3日に札幌・宮の沢で行われたセットプレーの練習で、浜は主力組に入った。プロ2年目で訪れた初の公式戦出場機会に「去年は1試合も出られなかった。これまでの思いを試合にぶつけたい」と意気込みを示し、戦いの地へ向かった。

 札幌U―18の同期、FW菅大輝(19)と1学年下のFW藤村怜(18)は高校3年生でデビューした。「自然と意識していた」存在が脚光を浴びる一方、ピッチに立つ機会はないまま、昨年9月には左膝軟骨損傷を手術。全体練習に合流できたのは今季開幕後の2月27日だった。懸命にアピールし、ようやくチャンスをつかんだ。

 回り道をプラスに変える。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(60)が指揮した開幕前キャンプは別メニューだったが、「いきなり中に入ってたら混乱したかもしれないが、外から見たことで冷静に入れた」と振り返る。スタイルを熟知し、チームに戻ってくることができた。「得意とするサイドチェンジは監督も求めているところ。しっかりやりたい」。踏み出すプロの第一歩は、ルヴァン杯初勝利で飾る。(砂田 秀人)

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