【川崎】上海上港と敵地でドローも5戦未勝利で最下位決定…大久保「点を取らないと勝てない」

スポーツ報知
敵地・上海に乗り込み声援を送る川崎サポーター

◆アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)▽F組第5節 上海上港1―1川崎(4日・上海体育場)

 昨季J王者の川崎は、敵地で上海上港と1―1で引き分けた。5戦を終えて勝ち点はわずかに2。キックオフ8分前に1次リーグ敗退が決定したことに続き、F組最下位が決定した。

 試合開始から一進一退の攻防が続いたが、相手のPK失敗にも助けられ前半はスコアレスで折り返し。後半になり川崎が攻勢を強める場面が増えたが、同23分に元ブラジル代表FWフッキに左サイドを突破され、折り返しをFWエウケソンに決められた。同29分にFW知念慶のヘッドで同点に追いついたが、勝ち越し点を奪うことはできなかった。

 鬼木達監督は「選手はプライドを持って戦ってくれた。最後までフロンターレらしさを貫いてくれた。素晴らしいプレーをしてくれたと思っている」と選手のパフォーマンスを評価した一方、「ACLでは得点を奪いきれないと敗戦につながる」と最終節を残して敗退が決まった結果に悔しさをにじませた。FW大久保嘉人は「みんな(試合前の敗退決定は)分かっていた。面白く楽しくやろうと思っていたけど、点を取らないと勝てない」と話し、MF田坂祐介は「アウェーにしては悪い結果ではないが、これまでの積み重ね」と肩を落とした。

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