【山形】MF汰木「自信を持って前へ」愛媛戦勝利貢献へ意欲

スポーツ報知
三鬼(中央奥)のボールを奪おうとする汰木(左端)

 J2モンテディオ山形のMF汰木(ゆるき)康也(22)が起点となるプレーを見せ、敵地・愛媛戦(8日)での勝利に貢献する。

 山形は、3月25日の東京V戦(0△0)、同31日の山口戦(0●1)で2戦連続無得点。5日、山形・天童市内で行われた練習に参加した汰木は「攻撃が消極的になっている」と分析する。チームは開幕の水戸戦(2月25日、0●3)では前半2分、町田戦(3月17日、2△2)では同9分、横浜C戦(同21日、2●3)では同6分と、いずれも開始10分以内に失点。「立ち上がりで点を取られてきたので、試合の入りが課題になる」と、守備の改善に取り組んだ。ところが、今度は「守備意識が極端になり、攻撃に出られなかった」。ここ2試合で1失点と成果は出たものの、開幕5試合で8得点した攻撃力は停滞した。

 この日のミニゲームでは、左サイドで攻守に奔走した汰木。「立ち上がりはしっかり守って、前に出るときは自信を持って攻めることが大事」。愛媛は順位こそ21位だが、前節で首位・岡山を破って調子を上げつつある。それでも背番号25は「自信を持って前に出て、ボールをつなぐ。自分が相手をはがし、パスを出して起点を作る」と5戦ぶりの勝利に意欲を示した。(海老田 悦秀)

サッカー

×