【清水】テセ&白崎、中3日の長崎戦で今季初先発も

スポーツ報知
気合の入った表情で調整する鄭大世

 J1第7節が11日に行われる。清水エスパルスは長崎戦(午後7時、アイスタ)へ向け、9日は三保で非公開調整。今季初めて中3日でのリーグ連戦となるが、ヤン・ヨンソン監督(57)は先発の入れ替えを示唆。MF白崎凌兵(24)らが今季リーグ初スタメンに入る可能性が出てきた。

 清水が布陣を“微調整”して連戦に挑む。チームは今季、週末のリーグ、水曜日のルヴァン杯で全メンバーを入れ替えるターンオーバー制を採用してきた。だが今回は初めて7日・磐田戦、11日・長崎戦、15日・浦和戦と中3日でリーグが続く日程。指揮官は「状態を見て決めるが、変えるなら1~4人だろう」と話した。

 開幕から6試合で5失点と守備は安定。一方、攻撃はここ2戦無得点と迫力を欠いており、てこ入れするのは前線とみられる。今季リーグ初先発の可能性が浮上した白崎は「(長崎は17位だが)侮れない。ハードワークして、自分たちの質をしっかり出せば結果は付いてくる」と気合を入れた。FW、ワイド、ボランチの3ポジションをこなしている背番号10は、いずれの位置でも攻撃のアクセントになってくれそうだ。

 また、4日のルヴァン杯・札幌戦で得点した鄭大世と北川も先発に名を連ねる可能性がある。テセは「常にベストコンディションになるよう、体は作っている。チャンスをもらえたらサッカーの神様が自分に笑ってくれると信じてプレーしたい」と決意を込めた。ヨンソン監督はこの日はリカバリー中心のメニューだったことを明かしており、最終的な先発は10日の練習で判断される。個々が最善の準備を行い、ゴールラッシュを呼び込む。(武藤 瑞基)

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