【磐田】7戦ぶり黒星!16戦未勝利の最下位G大阪に零敗

スポーツ報知
G大阪に敗れ、肩を落とす磐田イレブン

◆明治安田生命J1リーグ第7節 G大阪2―0磐田(11日・パナソニックスタジアム吹田)

 ジュビロ磐田は敵地で前節までリーグ戦16戦未勝利の最下位G大阪に0―2。勝ち点を積み重ねられず、15位となった。次節は15日、鳥栖と対戦する。

 G大阪ファンが今季初勝利に沸き返る前で、磐田イレブンはぼう然と立ちつくした。公式戦7戦ぶりの敗戦に名波浩監督(45)は「負けたことは真摯(しんし)に受け止めないといけない」。シュート数ではG大阪の10本に対し、13本だっただけに決定力が差を分けた。

 最下位G大阪の気迫に屈した。前半4分にG大阪MF遠藤の左CKから先制を許す。その後G大阪の体を投げ出すプレーにMF中村やMF山田からリズムが生まれない。後半9分の川又の左足シュートはゴール左にそれた。同25分、途中出場のMF松浦の左足シュートはポスト直撃。指揮官は「もっと攻撃に変化を加えるなど、もうひと手間かけていきたかった」と反省。川又も「俺が決めておけば」と天を仰いだ。

 2失点したが収穫は守備。後半41分にカウンターから2点目を献上。だが、指揮官は「スタートのセットプレーの失点は残念。後半(磐田が)前がかりになって失点したとき以外は、コレクティブ(集団的)な守備が出来ていた。守備は合格点」と振り返った。

 中3日で本拠・鳥栖戦(15日)。山田は「アダイウトンが(ケガで)抜けて、今攻撃を作り直している最中。しっかりコミュニケーションをとっていく」。川又も「高い位置を取りすぎた。もっと引いてもいいかもしれない」。試行錯誤を重ね、今度こそ勝利をもぎとる。(山田 豊)

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