【F東京】森重、3戦ぶりリーグ戦で完封貢献

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第9節 清水0―1F東京(21日・IAIスタジアム日本平)

 試合を終えたF東京DF森重の顔には、確かな手応えがにじんでいた。左足首痛でリーグ3戦ぶりの試合で完封勝利に貢献。「入りは(体が)重かったですけど、時間が経過すると共に良くなった。さらに良くなっていく感覚がある」。チームは2位に浮上した。

 終盤には187センチFWクリスランとFW鄭大世を中心にパワープレーを仕掛けられたが、一歩も引けを取らなかった。視察した早川直樹コンディショニングコーチ(55)は「悪くなかった。かなり(強度を)意識してやっているように見えた」と30歳DFを評価した。

 3月のベルギー遠征で1年ぶり代表復帰も出場できず。「自分の立ち位置が分かったのは良かったけど、複雑な思いはある」。メンバー発表まで残り1か月、ラストスパートをかける。(井上 信太郎)

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