【磐田】完封逃れるも、長崎に初黒星 ヤマハスタジアムで8試合ぶりの敗戦

スポーツ報知
前半終了間際、シュートを阻まれた川又

◆明治安田生命J1リーグ第10節 磐田1―2長崎(25日・ヤマハスタジアム)

  FW川又堅碁(28)、小川航基(20)の2トップで挑んだジュビロ磐田は長崎に1―2。ヤマハスタジアムで8戦ぶりに敗れた。

 敗戦後、遠州の空っ風がじーんと染みた。後半30分、セットプレーからJ1昇格組の長崎に先制点を奪われた。同36分に2失点目。後半ロスタイムに川又がPKで1点を返すのが精一杯。ヤマハでリーグ戦の黒星は昨年8月の広島戦以来8戦ぶり。J2時代3勝1分だった長崎にも初黒星だ。

 初めてスタートからFW川又とFW小川航が2トップを組んだ。名波浩監督(45)が2月の鹿児島キャンプで「川又と航基がコンビを組めるようになってほしい」と話した新布陣。だが、川又が連動し、得点したのは小川航が退いた後。指揮官は「川又と航基は全く機能していなかった。自分が点を取りたいという気持ちが強すぎる」とバッサリ。ある選手も「お互いが離れすぎていた」という。新システムの完成はまだ先になりそうだ。

 この日の試合開始1時間前、MF中村が左ヒラメ筋肉離れで練習合流まで約3週間を要する見込みと発表。元々長崎戦は連戦を考慮し、俊輔は温存する予定だったが、背番号10を欠く試合が長引くことになる。連勝が止まって迎える次節は中2日で28日・C大阪戦(ヤマハ)。切り替えていく。(山田 豊)

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