【甲府】上野新監督が就任会見「一丁やってやろうという気持ち」

スポーツ報知
会見後、写真撮影に応じる上野展裕監督(中央、左は藤原弘・代表取締役社長、右は佐久間悟・代表取締役GM)

 J2甲府の上野展裕新監督(52)が30日、山梨・甲府市内のクラブ事務所で就任会見を行った。この日、吉田達磨前監督(43)に代わって就任が発表された。

 甲府は6年ぶりのJ2で、ここまで2勝5分け4敗の勝ち点11で16位と低迷している。新指揮官は「困難な状況だが、これを乗り越えればチームはもっと大きくなるし、選手も成長すると思う。一丁やってやろうという気持ち」と決意を示した。

 5月3日のホームでのリーグ・山口戦(中銀スタ)から指揮を執ることになる。上野新監督は昨年5月まで山口の指揮官を務めており、いきなり古巣との一戦になるが「こういうタイミングだなと思っただけで、どうのこうのは思っていない」と冷静に受け止めた。選手には「最後まで突き詰める、やりきるところをみんなと一緒に取り組んでいきたい」と最後の最後まで諦めない姿勢を求めた。

 クラブの佐久間悟・代表取締役GM(54)も会見に同席。吉田前監督に関しては「積み上げてきていただいたもので、いいものは生かしていく。情熱を傾けていただいたことに感謝している」と頭を下げた。上野新監督を起用した理由については「守備だけでなく、攻撃サッカーに切り替えていきたい。ファンの皆さんに得点シーンを多く見ていただけるチームに切り替えたいと決めた路線の中で、誰がいいかという中での上野監督だった」と説明した。

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