【仙台】奥埜、G大阪戦で7戦ぶり先発濃厚

スポーツ報知
ボランチでプレーする奥埜(右から2人目、右は梁)

 J1ベガルタ仙台のMF奥埜博亮(28)が、2日のアウェー・G大阪戦(午後7時、吹田S)で先発復帰することが濃厚となった。1日は仙台市・泉サッカー場での実戦練習で主力組のボランチでプレー。左膝のけがが癒え、7戦ぶりとなる出番に「復帰してすぐの試合になるが、試合の中で感覚を取り戻していく」と闘志を燃やした。

 3月31日の長崎戦で左膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、全治6週間の診断を受けたが、約4週間で復活。「良い治療をしてくれた。感謝の気持ちでプレーしたい」と試合が待ち遠しそうだった。

 開幕から出場したリーグ戦5試合は3勝2分けと負けなし。MF富田晋伍(31)とのダブルボランチで抜群の安定感を見せていた。奥埜離脱後は1勝2分け3敗とやや低迷。渡辺晋監督(44)は「2人のボランチがそろえば守備が締まる。彼らの良さが結びつけば、勝利につながる」と期待を寄せる。

 仙台にとって、G大阪は過去リーグ戦8試合連続で勝ち星がない(4敗4分け)という苦手。現在は16位に沈んでいる難敵に「まずは攻守のバランスを考えながらプレーし、その中で攻撃を活性化させたい」と奥埜。“無敗男”の帰還が仙台を押し上げる。(小林 泰斗)

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