【G大阪】今季初の連勝で15位浮上…2戦連続決勝ゴールの倉田「勝ち切れてよかった」

スポーツ報知
後半17分、先制ゴールを決めたG大阪・倉田(右)

◆明治安田生命J1リーグ第12節 G大阪1―0仙台(2日・パナソニックスタジアム吹田)

 G大阪はホームで仙台を1―0で下し、今季初の連勝を飾った。元日本代表コンビが決勝点を演出し、今季初の連勝を呼び込んだ。0―0の後半17分。FW倉田は、右足首痛から8戦ぶり復帰のMF今野からラストパスを受けると、最後は体勢を崩しながら右足アウトサイドで決めた。2戦連続で決勝ゴールの倉田は「流し込むだけだった。勝ち切れてよかった」と笑顔。好アシストの今野は「いいスペースに走ってくれた。不安はあったが一歩を踏み出せた」と安どした。いずれも完封してのホーム4連勝で15位に浮上し、降格圏を脱出した。

 視察した日本協会・関塚隆技術委員長(57)は「個人評価は言わないが、代表選考を迷わせるパフォーマンスを続けてほしい。(西野監督に)しっかり報告する」と話した。「W杯? 目指しているが、意識し過ぎず今まで通りガンバに貢献する」と倉田。日の丸を背負う戦いを知る2人が、開幕6戦連続勝ちなしと出遅れたチームのムードを高めた。(田村 龍一)

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