【新潟】新人・渡辺新V弾で今季初連勝!

スポーツ報知
敵地に大勢詰めかけたサポーターの歓声をバックに引き揚げる新潟の(右から)渡辺新、アレックス・ムラーリャ

◆明治安田生命Jリーグ J2第12節 新潟3―2金沢(3日・石川県西部緑地公園陸上競技場)

 アルビレックス新潟は、敵地で金沢に競り勝ち、今季初の連勝を飾った。

 アウェーのスタンドをジャックする勢いで、チームカラーのオレンジに染めたサポーターの声援に押され、前半から攻勢に出た。12分にFWターレス(22)が先制ヘッドを決めると、29分にはFW河田篤秀(25)のヘッドで追加点を挙げた。

 後半開始直後の4分には、金沢FWマラニョン(25)のPKを、GKアレックス・ムラーリャ(28)が好セーブ。しかし、その後もホームの金沢の猛反撃に遭い、29分にオウンゴールで失点。37分には金沢FW佐藤洸一(31)のヘッドで追い付かれた。

 流れが相手に行きかけたところで、チームを救ったのはルーキーだった。終了間際の44分、MF渡辺新太(22)がゴール前のこぼれ球を右足で押し込み決勝弾。今季、流通経大から加入した背番号16のプロ初ゴールで、勝ち点3をつかんだ。

 鈴木政一監督(63)は「連勝という結果になって良かった。(追い付かれても)最後まで諦めずに3点目を取れた」と選手たちをたたえた。リーグ戦出場7試合目で、初のフル出場でチームを勝利に導いた渡辺新については「一つ一つ進歩している」と評価していた。

 11位の新潟は、次戦6日のホーム・大分戦(14時、デンカS)で、首位を相手に今季初の3連勝を目指す。

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