【札幌】10戦5発のFW都倉、代表意識せず平常心

スポーツ報知
深井(右)にインタビューしながら? ランニングする都倉

 J1北海道コンサドーレ札幌FW都倉賢(31)が、周囲のけん騒は気にせず、目の前の戦いに集中する。

 G大阪戦で2―0の勝利から一夜明けた6日、チームは宮の沢で調整。この試合で今季5得点目を決めた都倉は、視察に訪れた日本代表の手倉森誠コーチ(50)から高評価を受けた。初の代表入りを期待する声が増してきたが、都倉は冷静だった。「周りが盛り上がるのはいいが、自分のやるべき事は変わらない。まずはしっかりと、勝利するための準備をしていくこと」と、今後も続く戦いへ目を向けた。

 10戦5得点という結果にも「この数字じゃ、まだまだ」と、都倉は国を背負って戦うには更なる上積みが必要だと分かっている。「今まで全く注目されていなかった僕の名前が出るのはうれしいが、それもチームが勝ち点を取れているから。これまで同様、1日1日を積み重ねるだけ」。憧れの代表だが、過度な意識は持たない。W杯予備登録メンバー期限前日13日のF東京戦で100%の力を出せるよう、態勢を整えていく。(砂田 秀人)

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