【神戸】イニエスタにオファー認める 三木谷氏自ら“J史上最大級”年俸32.5億円交渉

2018年5月9日5時0分  スポーツ報知
  • スペイン国王杯で優勝し、カップを掲げるイニエスタ(ロイター)

 複数のスペインメディアは8日、今季限りで同国1部バルセロナを退団するスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(33)が、J1神戸入りで合意したと報じた。3年契約で年俸2500万ユーロ(約32億5000万円)の内容だという。神戸関係者も8日、オファーした事実は認めた。実現すれば、Jリーグに大きな注目が集まる。

 “J史上最大級”とも言える補強は実現するのか。スペインメディアは8日、イニエスタが神戸移籍で合意したと報じた。バルセロナは神戸を運営する楽天とスポンサー契約を結ぶ。報道によると、楽天の三木谷浩史会長兼社長が交渉に関わったとしている。

 関係者によると、クラブとは生涯契約を結んでいたが、円満退団のため移籍金は発生しないという。

 12歳からバルセロナの下部組織で育ったイニエスタは02年のU―19欧州選手権で、司令塔としてスペインを優勝に導いた。同年、トップチームでデビュー。生え抜きの中心選手として欧州CLで4度優勝したほか、数々のタイトル獲得に貢献。今季はスペイン国王杯で4連覇を達成し、国内リーグは2季ぶり25度目の優勝を決めた。

 スペイン代表では10年南アフリカW杯決勝のオランダ戦で、母国の初優勝を引き寄せる延長での決勝点を挙げた。171センチと小柄ながら視野が広く、卓越した技術と戦術眼を持ち、母国では「手品師」や「頭脳」とも称される。バルセロナ退団発表後には、Rマドリードのジダン監督が「最高の選手。バロンドール受賞にふさわしい」と異例のコメントを発表。永遠のライバルクラブの敵将をも認めさせる超一流選手だ。

 神戸関係者はこの日、オファーの事実を認めた。7月20日~8月17日のJリーグの夏の移籍期間での獲得を目指す方針。移籍先に浮上していた中国スーパーリーグの重慶は8日、獲得を否定する声明を発表した。同国メディアはオーストラリアや米国のクラブも獲得に乗り出していると報じたが、神戸が有力候補の一つであることは間違いない。本人は6月のロシアW杯開幕前に決断を発表する意向だという。発表の瞬間が待たれる。

 ◆Jリーグの最高年俸選手

 神戸の元ドイツ代表FWポドルスキと、14―15年にC大阪に所属していた元ウルグアイ代表FWフォルランの6億円が最高。93―94年に名古屋に在籍していた元イングランド代表FWリネカーが3億円で続く(金額は全て推定、出来高は含まず)。

 ◆アンドレス・イニエスタ 1984年5月11日、スペイン生まれ。33歳。Rマドリードからも勧誘されたが、12歳でバルセロナの下部組織へ入団。02年10月にトップチームに昇格し、今季まで同クラブ一筋。リーグ9回、スペイン国王杯6回、同国スーパー杯7回の優勝に貢献。欧州CL4回、クラブW杯3回優勝。天才司令塔として10年南アフリカW杯で母国を初優勝に導いた。ワイン好きで、故郷でぶどう農園を経営する。171センチ、68キロ。

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