【山形】山田拓巳「何度も泣かされた」大前元紀に今度こそ雪辱

スポーツ報知
右足でシュートを放つ山田

 J2モンテディオ山形のDF山田拓巳(28)が、大宮FW大前元紀(28)との同期対決に闘志を燃やした。チームは9日、ホーム・大宮戦(13日午後2時、NDスタ)に備え、山形・天童市内で練習を行った。

 市船橋高OBの山田と流通経大柏高卒の大前は、千葉の強豪校でしのぎを削ったライバルだ。高校総体や全国選手権の県予選などで敗れ、「何度も泣かされた」と山田。3年生だった2007年は全国高校総体を制したが、大前は高円宮杯全日本ユース、全国高校サッカー選手権の2冠を獲得した。

 プロ入り後は3度対戦し、山田は1分け2敗と白星がない。大前は今季12試合6得点と高精度キックを中心にゴールを量産中で、「一瞬でも隙を見せれば得点される。チーム一丸で圧力をかけて自由にさせない」と宿敵封じを誓った。「どんな形でも勝って、チームに勢いを付けたい」と今季2度目の連勝を狙う。(海老田 悦秀)

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