【清水】クリスラン、一日早い“母の日弾”に意欲 2戦ぶり先発濃厚

スポーツ報知
“母の日ゴール”に意欲を示したクリスラン

 J1清水エスパルスのFWクリスラン(26)が10日、一日早い“母の日弾”に意欲を示した。この日は12日の湘南戦(アイスタ)に向け調整。2試合ぶり先発が濃厚となった助っ人が、母・アントニア・マリアさんに感謝の思いを届ける。

 試合翌日、5月の第2日曜日となる13日は日本もブラジルも母の日だ。「向こうでは家族で集まってご飯を食べたり、花を買ってあげたりする」という。マリアさんは3月中旬に来日したが、まだ目の前でゴールを見せられていない。「自分の母のためにも、スタジアムに来ているお母さんたちのためにも決めたい」。11試合ぶりの得点で“ママさんサポーター”にも喜んでもらう構えだ。

 4日の練習でダイビングヘッドした際、左膝を地面に強打。6日の鳥栖戦は欠場したが、9日のルヴァン杯・磐田戦は後半から強行出場し、2本のシュートも放った。「違和感はあるけど、プレーはできる」。チームは直近3試合で2得点と攻撃の迫力不足に陥っている。「大事なのは集中すること。1回のチャンスを仕留めないと」。仙台に在籍した昨年5月14日の母の日に行われた大宮戦ではゴール。豪快な一撃が、カーネーションの代わりになる。(武藤 瑞基)

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