【天皇杯】韮崎アストロス、大雨なんの2年連続山梨代表決定

2018年5月14日7時0分  スポーツ報知
  • 前半22分、追加点を決める韮崎アストロスの長島(左)

 ◆サッカー天皇杯予選・山梨県選手権▽決勝 韮崎アストロズ2―1山梨学院大ペガサス

 第98回天皇杯(26日開幕)の県代表決定戦を兼ねた決勝が行われ、県社会人リーグ1部所属の韮崎アストロスが山梨学院大ペガサスを2―1で下し、2年連続の本大会出場を決めた。前半17分にMF千野均仁(なおひと、23)が先制弾を決めると、同22分にはFW長島孝太(25)が追加点。後半は相手の反撃にあったものの、振り切った。韮崎アストロスは、天皇杯1回戦で北海道教育大学岩見沢校と対戦(27日・札幌厚別)する。

 大粒の雨が降る山梨中銀スタジアムに、韮崎アストロス・イレブンの歓喜の声がこだました。ずぶぬれになりながら指揮を執った深沢哲也監督(43)は「連覇というより、タイトルを取りたかった。うれしい」と感慨深げ。県内最多15度目となる天皇杯切符を手にした喜びをかみしめた。

 一気の2得点で主導権を握った。まずは前半17分だ。右からのクロスをゴール前中央にいたMF千野が右足で合わせて先制点を挙げた。そのわずか5分後の同22分には早くも追加点。カウンター攻撃からのスルーパスで抜け出したFW長島がGKとの1対1に。最後は右足で落ち着いて流し込んだ。千野は「成果が出て良かった」と笑顔。主将でもある長島は「(GKと1対1で)緊張した。(ゴールは)ホッとした」と照れた。

 勝負を決めた長島主将には、大きな刺激になることがあった。J2ヴァンフォーレ甲府のユースでは、現在トップチームで活躍するMF堀米勇輝(25)と同期。その堀米は今季“ミスター・ヴァンフォーレ”石原克哉氏(39)がつけていた背番号7を継承した。「自分も頑張らなければと影響された」と長島。機材搬入の仕事もこなしながら、今年からダッシュ系の走り込みを強化するなど鍛錬に励んできた。この日も後半に相手の反撃にあったが、大事な場面で練習の成果が出た。

 次の戦いは天皇杯本大会だ。2大会ぶりの出場となった昨年は、1回戦でブリオベッカ浦安(当時JFL)に1―5の大敗。長島主将は「まずは1回戦を突破したい」と謙虚だ。ただ2回戦進出ならJ1湘南(6月6日・BMWス)と戦えるだけに「やってみたい」と大いなる夢も抱いていた。(三須 慶太)

 ◆韮崎アストロス 1933年、韮崎高OBを中心に設立された。アストロスはポルトガル語で星の意味。現在は県社会人リーグ1部に所属し、主に韮崎市内で活動。山梨のアマチュアNO1を目標に掲げている。1951年に山梨県勢として天皇杯に初めて出場し、今回で15度目となる出場回数は県内最多を誇る。深沢哲也監督。

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